ブライアン・ブレイド、リチャード・トンプソン
「ブライアン・ブレイドを極める!」★11月18日(木)19時〜 / 場所:国立NO TRUNKS →http://notrunks.jp / お話いただくのはミュージックマガジンでもお馴染みの渡辺亨さん。新作も聴けると思います。→http://blackdub.net/
「リチャード・トンプソンを極める!」11/24(水)19時〜 @国立ノートランクス→http://notrunks.jp 11月に国内盤新譜(P-VINE)も出る偉大なソングライター/ギタリストのキャリアを総括。お話は、RTと言えばこの方、評論家・五十嵐正さん
ジャズ新譜を試聴する会のお誘い
★ジャズ新譜を試聴する会 〜2010秋〜 のお知らせ★
9月25日(土)19:00頃より
会場:国立ノートランクス http://notrunks.jp/
チャージなどはありません。通常の飲食代のみ
今回は↓のようなものを中心にかけようと思っております。ニューヨークと中央線
が基本の選盤です。
最後の2枚は発掘と、再発のコンピです。時間があればという感じかもしれません。
(特にコルトレーンは1曲あたりが長い!)
アーティスト/タイトル/レーベル
●CHARLES LLOYD / MIRROR / ECM
メンバー:CHARLES LLOYD(sax,voice)JASON MORAN(p)REUBEN ROGERS(b)ERIC HARLAND(ds)
●JOHN ESCREET / DON'T FIGHT THE INEVITABLE / MYTHOLOGY
メンバー:DAVID BINNEY(as)AMBROSE AKINMUSIRE(tp)JOHN ESCREET(p)MATT BREWER(b)NASHEET WAITS(ds)
●ELI DEGIBRI / ISRAELI SONG / ANZIC
メンバー:ELI DEGIBRI(ts,ss) BRAD MEHLDAU(p) RON CARTER(b) AL FOSTER(ds)
●MOSTLY OTHER PEOPLE DO THE KILLING / FORTY FORT / HOT CUP
メンバー:PETER EVANS(tp) JON IRABAGON(sax) MOPPA ELLIOT(b) KEVIN SHEA(ds)
●MIKKEL PLOUG / FERNWEH / FRESH SOUND NEW TALENT
メンバー:MIKKEL PLOUG(g)JEPPE SKOVBAKKE(b)KEVIN BROWN(ds)
●OAM TRIO & MARK TURNER / NOW & HERE / KARONTE
メンバー:MARK TURNER(ts) AARON GOLDBERG(p) OMAR AVITAL(b) MARC MIRALTA(ds)
●KURT ROSENWINKEL / OUR SECRET WORLD / SONG X JAZZ
●森山威男/セントラル・パーク・イースト/ F.S.L
●内橋和久&外山明/内外/イノセント・レコード
●広瀬淳二 /ジ・エレメンツ/ダウト・ミュージック
●JOHN COLTRANE / AT TEMPLE UNIVERSITY 1966 / FREE FACTORY
●V.A./ア・ラウド・マイノリティ/ P-VINE
この夏といえば、先日リリースされたロンドン・ハイドパークでのライヴDVDがあまりに素晴らしかったブルース・スプリングスティーンの、2000年代音源をひたすらに聴き、それに飽きたらフレッシュ・サウンド・ニュー・タレント・レーベルの2000年代作品で手持ちのを聴きなおし、家族と親戚で行った三浦海岸への旅行では、夜中に一人でモンクとハービー・ニコルスを聴いて大興奮したりと、誰とも共感できないような音楽生活を送っている自分なので、ジャズの質の高い新譜を紹介するには心もとないのですが、この何かと経済的にも大変なご時世、酒を飲んでうまい料理を食べてなんか楽しい時間を過ごしたなーと実感していただけるような会にしたいと思いますので、ぜひお時間あるかたはいらしてください。では!
ジャズ新譜を聴く会のご案内
★イベントのご案内
ジャズ新譜を聴く会 2010夏
日時:7月3日(土) 19時〜
会場:国立ノートランクス
チャージなどは特になし。通常の飲食代のみです。
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今回はこんな感じのアルバムをかける予定です。今年の4月から6月にリリースされた
ものをお届けします。
●アーティスト/タイトル/レーベル
・JASON MORAN / TEN / BLUE NOTE
メンバー:JASON MORAN(p),TARUS MATEEN(b),NASHEET WAITS(ds)
・AARON GOLDBERG / HOME / SUNNYSIDE
メンバー:AARON GOLDBERG(p),REUBEN ROGERS(b),ERIC HARLNAD(ds),MARK TURNER(ts:M1,5,9)
・BAPTISTE TROTIGNON / SUITE... / NAIVE
メンバー:BAPTISTE TROTIGNON(p),MARK TURNER(ts),JEREMY PELT(tp),MATT PENMAN(b),ERIC HARLAND(ds)
・ATOMIC / THEATER TILTERS / JAZZLAND
・WOLFGANG MUTHSPIEL(g) & MICK GOODRICK(g) / LIVE AT THE JAZZ STANDARD / MATERIAL
・BILL DIXON / TAPESTRIES FOR SMALL ORCHESTRA / FIREHOUSE 12 RECORDS
・MARC CARY / FOCUS TRIO LIVE 2009 / MOTEMA
メンバー:Marc Cary(p, key),David Ewell(b),Sameer Gupta(ds, tabla)
・KEITH JARRETT & CHARLIE HADEN / JASMINE / ECM
・吉田隆一 & 石田幹雄 / 霞 / SINCERELY MUSIC
・岡田勉 / 残像 / トースト
メンバー:峰厚介(ts), 野力奏一(p), 岡田勉(b), 村上寛(ds)
・原田依幸 & 鈴木勲 一刀両断(ずんばらりん) / オフノート
などなどです。基本、ニューヨークと中央線メインの選盤です。再発系はいまのところ候補になしです。
今週なので残り時間は少ないですが、聴きこんで、いい曲をかけられたらと思います!
ぜひ皆様もこれというアルバムがありましたらご持参ください。
お気軽にどうぞ!
イベント「稀代のジャズ評論家 油井正一氏を偲ぶ」
■イベントのお知らせ
6月7日(月)19:00〜
「稀代のジャズ評論家 油井正一氏を偲ぶ」
会場:国立ノートランクス http://notrunks.jp/
チャージなし。通常の飲食代のみ
6月8日は、日本が世界に誇るジャズ評論家・油井正一氏の命日。今年は13回忌に当たります。その命日前夜に、油井さんが愛したジャズを聴きながら、氏の偉大な功績を振り返る会を催します。ノートランクスにあるたくさんのジャズの音源(油井さんが解説を書いたレコードやCDなど多数用意していただいております)、そして今回はなんと慶応大学の「油井正一アーカイヴ」から特別に貴重な資料をお借りすることができたので、そちらもご覧いただくことができます。進行はノートランクス店主・村上さんと、後藤が務めます。
“ジャズは反抗の音楽といわれる。反逆精神の持ち主によってジャズは発展してきたようにみえる。だが、数人のイノベーターを反逆精神の発露として捉えるような解釈は、観念論としてなりたつようにみえるが正しくはない。アームストロング、ビックス・バイダーベック、ビリー・ホリデイ、レスター・ヤング、パーカー、モンク、コールマン、アイラーのどれをとっても、自分自身に忠実であったことが、結果的にイノヴェーションになっていた〜という観察が素直に的をついてるように思う。
これはまたぼく自身の「ほんもの」と「にせもの」を鑑別するときの立脚点である。「伝統がなんだ!既成の一切を破壊するところから我々の新しい芸術が生まれる!」と気負い立った連中の手で「ほんもの」が生まれたためしは、残念ながらジャズの歴史に一度としてなかったのである。”(油井正一著「ジャズの歴史物語」より抜粋)
5〜6年ほど前だったかジャズを聴き始めの頃、油井さんの「ジャズの歴史物語」を国立の古本屋で買って読みました。僕自身のジャズを聴いてる量も少なかったということもあり、正直言えば内容のほとんどが頭に入らなかったのですが、上記のような基本的なジャズについての考え方・聴き方、歴史の見方、そういったものには分からないながらもすごく共感できたと記憶しています。
そして今回数年ぶりに同著を通読したのですが、その内容の深さに感動に近いものを感じてしまいました。氏の膨大な知識量、客観的な分析力、様々な伏線を張りながら「ジャズの歴史」として紡ぐその筆力。「へーなるほど!」と、初めて読んだわけではないのに目から鱗みたいな感覚に何度も襲われました。学生時代、油井さんは自身の専門ではないが社会学を必死に勉強されたそうで、「ジャズの歴史物語」があれだけ刺激的なのはその社会学の方法が適用されているということも、その理由であることは間違いないと思います。(ダルドという学者の「模倣の法則」に特に影響を受けたらしい。)まだの方、ぜひ読んでみてください。
- 作者: 油井正一
- 出版社/メーカー: アルテスパブリッシング
- 発売日: 2009/08/24
- メディア: 単行本
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そしてなにより、かなりのインテリかつ権威であるはずなのにスノッブ臭や権威主義がなく、あるいは提灯記事のような腐った世界からもしっかり一線を引き、常に「大衆」に目を向けジャズの啓蒙を実践していったというその実績は、本当に唯一無比な存在だと思います。
6月7日当日は、スィングジャーナルなどでの油井さんの優れたアルバム・レビューも持参して、そのアルバムもかけたりできたらな、と個人的に思っております。
音楽ファンのみなさん、ぜひお気軽にいらしてください!
旅人よ計画通りにいかないことがたくさんある
先週の土曜は国立ノートランクスにて、ジャズ新譜を試聴する会・2010春。あいかわらず終了後は泥酔してひどかった自分ですが、今回はこれまで以上に楽しい雰囲気で進めることができました。いらしていただいた方はいつもよりもやや多いぐらい、のべ10人ちょっとぐらい。しかしジャズ聴くぜという意欲とか好奇心とか思惑がいろいろとまじりあっていたという感触。これが今後も続けばうれしいなと率直に思いました。皆さんありがとうございました!
ちなみにかけた中で評判がよかったのは、デイヴ・ホランドとマーク・ターナーとポール・モチアンとオリン・エヴァンス、あとTHOMAS SAVYでした。
次はもうノートランクスのHPに告知されていて、7月3日(土)です。
あと、どうでもいいですが、昨日と今日聴いたものを書いときます。(https://twitter.com/toshiaki_gotoより)
■夜7時ぐらいに店で、STEVE MARCUS/The Lord's Prayer の”HEY JUDE"かけてたら、お客さんから「これなんだ?」とけっこうな反応あり。へぼいんだけど、熱くて染みる一曲。しかしアルバム自体は、グッチャグチャでジャンクな内容。 約14時間前 webから
■チャールス・ロイド/ドリーム・ウィーバー(66年)の一曲目"AUTUMN SEQUENCE"久々に聴いた。かっこよすぎ。ipodのシャッフルで聴いてブラインドだったんだが、最初誰の演奏だかさっぱりわからなかった。この時期のジャレット、ディジョネット最強。ジャズファンには不評だが。 約3時間前 webから
■オーネット・コールマンとチャーリー・ヘイデンの「ソープサッズ」(77年録音)を聴きながら、一人カップ焼きそば食べてビール飲んでます。最高の休み。奥さんから今日やっておくようにと指示されたリストのなかで、洗濯ものの取り込みしかやってない。 約2時間前 webから
■オーネットすげえよいです。唯一無比のフレーズ連発。そしてずれまくったグルーヴ感。しかし何たる聴きやすさ。このアーティストの公式音源はまあ一通りは聴いたと自分が言えるのは、ジャズではオーネットとコルトレーンだけ。今年はパーカーをとにかく聴こうと決意してたのだが、完全に止まったな。 約1時間前 webから
■棚をごそごそ探してたら出てきたツェッペリン/プレゼンスをこれまた久々に聴く。渋谷陽一のライナーは一瞬テンション上がるが、よく見ると大したこと言ってないな。自分がZEPで好きなのは「聖なる館」と「フィジカル・グラフィティ」。 約1時間前 webから
■ツェッペリン/プレゼンス飽きたから、即止め。近くにあったTHA BLUE HERB/STILLING,STILL DREAMINGを聴く。これはすごいな、ほんとに。いつ聴いても言葉が突き刺さる。"北の本物は言い訳や負け惜しみをこらえてやるべきことやるんだ”「孤憤」 37分前 webから
明日4/3(土)ジャズ新譜を聴く会セットリスト
明日開催です。国立はかなり桜が咲いてると思いますので、花見気分でいらしてください!
4月3日(土)19:00頃〜
ジャズ新譜を聴く会 2010春
会場:国立ノートランクス
http://notrunks.jp/
会費:チャージなし 通常の飲食代のみ
基本は今年1月から3月まで日本で発売された新譜です。皆様もこれはと思うものがありましたら、ぜひご持参ください。特にニューヨークものが今回はいままで以上相当に良作ぞろいだなと聴いてて思い、テンションがあがっております。日本人が復刻ものしかないのがすいませんって感じではありますが、うち板橋文夫が3作もあるんでまちがいなく盛り上がります。みなさんお気軽にどうぞ!
★セットリスト
・板橋文夫 / レッドアップル / ソリッドレコーズ
・BRAD MEHLDAU / HIGHWAY RIDER /NONESUCH
・DAVID DORUZKA / WANDERING SONG / FRESH SOUND NEW TALLENT
・ELEPHANT 9 / WALK THE NILE / RUNE GRAMMOFON
・THOMAS SAVY / FRENCH SUITE / PLUS LION
・DAVE HOLLAND / PATHWAYS / DARE 2
・PAUL MOTIAN / LOST IN A DREAM / ECM
・板橋文夫 / ネイチャー / コロンビア
・秋吉敏子 / 秋吉敏子リサイタル / スタジオソングス
・ORRIN EVANS / FAITH IN ACTION / POSI-TONE
・PETE ROBBINS / SILENT Z LIVE / HATE LAUGH MUSIC
・SAMO SALAMON / Mamasaal Featuring Mark Turner
・BARNEY MCALL / FLASHBACKS / PONY CANION
・板橋文夫 / インパクト / ソリッドレコーズ
ジャズの新譜を聴く会のお知らせ
今年もやらせていただきます。
4月3日(土)19:00頃〜
ジャズ新譜を聴く会 2010春
会場:国立ノートランクス
会費:チャージなし 通常の飲食代
先日のめちゃくちゃに素晴らしかったノートランクスでのカート・ローゼンウィンケル・ライヴでも圧倒的に体感できましたが、やはりニューヨーク勢のジャズは、今かなりおもしろいです。特に今回は充実作がこれまで以上にたくさん揃ってますので、かける方の自分も非常に楽しみだなーと思ってます。
あと、板橋文夫の3枚の復刻ものは、3枚ともかけてしまおうかなと思ってます。そんな感じですので、お待ちいたしております。
↓いまのところかける予定のアルバム↓
(アーティスト/タイトル/レーベル)
・BRAD MEHLDAU / HIGHWAY RIDER /NONESUCH
・ORRIN EVANS / FAITH IN ACTION / POSI-TONE
・SAMO SALAMON / Mamasaal Featuring Mark Turner
・DAVE HOLLAND / PATHWAYS / DARE 2
・PAUL MOTIAN / LOST IN A DREAM / ECM
・BARNEY MCALL / FLASHBACKS / PONY CANION
・PAT METHENY / ORCHESTRION / NONESUCH
・ELEPHANT 9 / WALK THE NILE / RUNE GRAMMOFON
・板橋文夫 / インパクト / ソリッドレコーズ
・板橋文夫 / ネイチャー / コロンビア